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店長の保積です。自然の恵みを生かした商品を取り揃えました。どうぞ、ごゆっくりご覧ください。
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TEL:06-6136-1051 平日10〜17時(昼1時間除く)
FAX:06-7632-4014
EMAIL:info@charcoallife.com
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当店はパレード販売(株)が 運営しております。
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喜八窯の窯だし工程を紹介します。
この日は雨で昼間にもかかわらず小屋の中は暗く、赤く光る備長炭が本当にきれいでした。私のチープなデジカメではその様をうまく表現できないのが非常に残念です。雰囲気だけでも楽しんでいただけたらと思います。
火入れから窯出しまでは約7日間で、火の回り具合を見ながら、焼け具合を調整していきます。
窯出しの前の晩は、泊まりこんで仮眠をとりながら、2時間ごとに窯の状態を見ているそうです。そして、炎の色や煙の色や臭いから判断し、長年の経験で窯出しのタイミングを測ります。
最初に窯の奥に立てた原木を、一度に出す分だけ少し手前に引き出します。すると酸素が十分供給され、いっきに温度が上昇します。これによって焼け残った木の皮を焼き飛ばします。
高温で赤白く光る備長炭を、少しずつ慎重に取り出します。「えぶり」と呼ばれる炭をかき出す道具も真っ赤に焼けるので、慎重かつ迅速に行われます。
窯から出された備長炭は、フォークリフトで別の場所に移され、消粉(灰と土が混ざったもの)をかけて密閉状態にします。
これにより、燃焼をストップさせて冷やし、とても硬い紀州備長炭ができあがります。
この一連の作業を10数回繰り返します。その作業は約7時間にもおよび、窯だしをはじめるタイミングが夜遅くになる時は、徹夜の作業になってしまいます。
翌日には窯出しが終わった窯が冷え切らないうちに、次の原木を入れていきます。窯の中は熱気が残り、メガネや腕時計をしたまま入ると、熱くなってヤケドをするほどの高温です。窯に入れられた原木は、火入れまでの3日間ほど、窯の熱で適度に乾燥させます。これは良質の炭を焼くためには重要な工程で、冬場でも汗でびっしょりになるほどですが、手を抜けない大切な作業の一つです。そうして、また火入れ(原木に着火)を行います。
原木を入れてから焼きあがるまでは10日間の作業です。しかし、原木のウバメガシが手に入らなく、炭焼きが出来ないことはざらにあるようです。
昔は若いウバメガシは伐らずに残しておくようにしていたそうですが、最近は伐採業者が小さくても伐ってしまうため、どんどんウバメガシが少なくなっています。そのため、決して大量に出来るわけではありません。そして、この先も何年天然のウバメガシがもつかわからないそうです。
当店では、こうして作られた良質の紀州備長炭を、大切に有効にお使いいただけるように願い、「炭のパワー」を活かした商品を心をこめて、皆様にお届け致します。 |
紀州備長炭の量り売り
【ボディクレイ】ねんどのスキンケアシリーズ ねんどのクリーム ねんどのハミガキ 他
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